44日目 半減


キレイになった大きめの水槽に、
ナメクジ軍団を入れます。
ボクは、ゴールドブレンドのフタを開けます。
ドベドベ
というイメージで、ナメクジ軍団は流れ込みました。
「うぇ、きもち悪りぃ」
とか言うな!
人に見られないように、こっそりやってんだから。

フガッ。フガッ。
隣の犬が来ました。
隣の犬は、放し飼いにしてあります。
すごい太っています。
動きもスローです。
顔も、なんとも知れない顔です。

フガッ。フガッ。
「んなぁ!」

食べました。
水槽に顔を突っ込んで、
ナメクジを半分くらい、
食べました。
ボクは一瞬のことで、訳が分かりません。
隣の犬は、
フガッ。フガッ。
と言って、幸せそうにシッポを振ります。
「よし、よし」
ボクは、隣の犬の頭をなでてあげました。
分からないことを怒っても
仕方がないからです。