97日目 鼻歌作業


「よし!底を敷くぞ!」
ボクは大はしゃぎで、底敷き作業を楽しみます。
鼻歌とか出てますよ。
なぜなら、それぐらいしないと、あまりにも悲しいのです。
このサビた鉄板のために自転車というモノを失ったからです。
そう思うと、ボクの鼻歌が小さくなります。
でもボクは、水槽の底を敷く作業を続けます。
理想としてはピタッとはまると良いです。
しかしそれは、あくまで理想です。
上に乗ります。
鉄板が小さくで水槽がはみ出して上に乗っております。
ちょっとグラグラします。
でもボクは、納得しております。
なぜなら、自転車というモノを失っているからです。
ちょっとぐらいグラグラしても全然平気です。
そんなことは、もうこの際、関係ないのです。
なぜならボクは、自転車というモノを失っているからです。
・・・・。
ダメです。
何をしても、腹が立つのです。
でもね、
ボクも不法侵入しているので、
あんまり言えないのです。