133日目 おもし


水槽を部屋に戻しました。
でも、ショウジョウバエが発生するので、
ボクは対策をねります。
そしてボクは、ダンボールを用意しました。
けっこう大きめのダンボールです。
かなり頑丈なダンボールでもあります。
このダンボールをバラバラに分解して広げます。
これを切って水槽のフタにするのです。
今までのような、ビニールとかベニヤ板とかじゃなくて、
ちゃんとしたフタを作り上げるのです。
ボクは、カッターでダンボールを切断します。
水槽に乗せてみると、ピッタリだったので、
ボクは、うれしくなりました。
なぜなら、見事なまでに、フタを作り上げたからです。
「切って乗せただけやん」
とか言いなさんな!
ダンボールを切ると、けっこうカスが散らかるんだから。
で、横から見ると、
ダンボールの折り目が、浮き上がっております。
屋根みたいに、浮いているのです。
ボクは、
「すき間があったらダメや・・」
と、ひとり言をいい、周りを見回すと、
ホコリにまみれた国語辞典があったので、
それをダンボールに乗せます。
重さですき間をふさごう作戦です。
でも、頑丈なダンボールの折り目は、
「おいおい、わしをナメルナヨ」
といった感じで、ビクともしません。
ちょっと沈んだ程度です。
だからボクは、電話帳を乗せます。
それでもダンボールは、
「ボウズ。わしを誰と思ってんだ、甘くみるんじゃねぇぜ」
という態度で、すき間をふさごうとしません。
だからボクは、鉄アレー(3kg)を乗せます。
2つ乗せます。
なぜなら鉄アレーは2つペアだからです。
「ちょ、ちょっと待ってく、、おわぁ!」
という感じでダンボールはふさがりました。
だけど、ダンボールというのは、
紙のくせに強いもんです。
とにかく、これで、
ショウジョウバエに襲撃されずに済むので、
ボクは大満足です。