134日目 地下資源


「ボガッ!」
と鳴りました。
夜中に。
夢を見ていたボクは、ビックリしたので、
部屋の電気を付けます。
音がした所を見ると、
入り込んでおります。
国語辞典と電話帳と鉄アレーが、
水槽の中に、
入り込んでおります。
ズッポリとね。
ボクは、ちょっと寝トボケていますが、
修復を開始します。
なぜなら、このままにしておくと国語辞典と電話帳が、
湿った土で、ふにゃふにゃになるからです。
ボクは、鉄アレーを2個取り出します。
で、思ったんですけど、
なんでこれ落ちたんでしょうか。
そうです、ふやけとるんです。
ダンボールがね。
あんなに固く頑丈だと思われたダンボールが、
湿らせた土の湿気により、ふにゃふにゃになって、
重さに耐えれなくなったということです。
ボクは、ちょっと寝トボケていますが、
頭を働かせて、そう分析します。
ボクは、
電話帳と国語辞典とふやけたダンボールも取り出します。
これで一件落着です。
・・・・。
「お前、ナメクジ潰れてんじゃねぇのか?」
とか思うやろ。
大丈夫。
ヘルメットとベルは、強いのです。
こんなことは、へっちゃらなの、
「ぬぅあ!」
刺さっとう!
ヘルメットかベルか、わからんけど、
国語辞典のページの間に、めり込んで、
刺さっとう!
ボクは、国語辞典をおそるおそる開きます。
532ページです。
ちかしげん【地下資源】
地下にあって人間の生活に必要な物を作るもとになるもの。
石炭・石油・天然ガス・鉄・金など
のところに、ヘルメットかベルかどっちかわかりませんが、
グッサリといっております。
ボクは、この大変な事態にオロオロします。
オロオロしながら、
ヘルメットかベルかどっちかわかりませんが、
水槽に入れます。
そしてオロオロしながら、部屋の電気を消します。
さらにボクは、オロオロしながら、布団に包まれます。
そしてボクは、ゆっくり、ゆっくり、目を閉じます。
おやすみなさい。





(ゆい)